京都市南区にて屋根修理・ルーガ屋根〈京都補助金を利用した軽量化リフォーム〉
ご依頼のきっかけと当社からのご提案
京都市南区にお住まいのお客様から屋根修理・ルーガ屋根のご依頼です。
お客様からのご相談内容は大きく以下の二つでした。
・漆喰の剥がれや瓦の傷みが多数見受けられるため修理をしたい
・京都市自治体から給付される耐震補助金を使用して軽量化リフォームしたい
そのため、弊社は申請のサポートもさせていただき、葺き替え工事にてご提案をさせて頂きました。
今回は、京都市南区にて行われた瓦屋根の葺き替え工事の様子についてお伝えします。
施工前
こちらは施工前のご住居屋根の様子です。
経年劣化により全体的に瓦が傷んでいる様子が見て取れます。
耐震性向上のために軽量化したいとのことで、当初はガルバリウム鋼板での葺き替えをご提案をいたしました。
しかし、お客様のご希望では瓦屋根の外観を残したまま軽量化してほしいとのことでしたので、今回はケイミュー社の「ROOGA（ルーガ）」をご提案いたしました。
瓦と同じ見た目を持ちながら、スレートのように軽量性を実現した新しい屋根材です。
施工中
まずは既存の瓦を捲り、下地の土も撤去していきます。
昔ながらの瓦屋根は土葺きのため、これだけでもかなりの重量になります。
既存屋根を撤去してバラ板のみの状態にします。
こちらは屋根裏の様子です。
今回は熱性を確保するため、断熱材を敷かせて頂きました。
野地板
バラ板の上から屋根材をしっかり固定するために野地板を新しく張っていきます。
ルーフィング
次に野地板の上からルーフィングを敷きます。
防水シートには遮熱透湿防水シートである「エコルーフ」を使用しました。
野地板と屋根材の隙間の熱を反射するため室温の急上昇を防ぐことができます。
以前からあった妻換気に加えて湿気や熱を逃がしやすくなるため、光熱費の節約にも期待できます。
ROOGA（ルーガ）施工
ルーフィングの上から新しい屋根材「ROOGA（ルーガ）」を葺きます。
ルーガはケイミュー社から販売されているセメント瓦です。
- 割れにくい
- 軽量で耐震性に優れている
- 美観性に優れている
などの特徴があります。
棟の取り付け
最後に棟を取り付けます。
通常の瓦屋根の場合には棟の隙間には漆喰を使用しますが、ルーガには漆喰を使用しません。
その代わりに乾式自在面戸とよばれるシートを使用しています。
従来の漆喰は重さがある上に定期的なメンテナンスが必要ですが、シートは軽量性かつ品質が安定した屋根に仕上がります。
完工
これにて完工です。
和の雰囲気のデザインはそのままに、高級感と上質感溢れる屋根に仕上がりました。
以前の瓦屋根に比べて屋根自体が軽い素材でできているため、軽量化によって耐震性が向上し建物への負担が軽減されました。
担当者からのコメント
この度は大村ルーフにご依頼いただきまして誠にありがとうございます。
日本は自然災害が多い国です。
「地震で家が倒壊したらどうしよう。」
「台風で屋根が壊れたり、飛んでしまったらどうしよう。」
そんな心配や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか？
ROOGA（ルーガ）は陶器製の瓦の雰囲気をそのままに、屋根の軽量化が可能です。
そのため、災害に強い屋根材として注目されています。
※注意点としては、認証店のみでしか扱えないことです。つまり、選んだ業者によっては施工できない場合があります。
大村ルーフは施工管理の認証店であり、京都の耐震補助金の申請サポートを承っております。
弊社がしっかりとサポートさせて頂きますので、京都で補助金を活用した屋根修理や屋根リフォームは、どうぞお気軽にご相談下さい！
| 現場住所 | 京都市南区 |
|---|---|
| 施工内容 | 瓦の葺き替え工事 |
| 施工箇所 | 屋根全体 |
| 施工期間 | 10日 |
| 工事金額 | 180万円（内補助金20万円） |