京都市山科区にて雨漏り修理・屋根修理〈ご実家の葺き替え工事〉

2025.01.22

ご依頼のきっかけと当社からのご提案

ご実家の雨漏り修理にてお問い合わせを頂きました。
現在は空き家状態でしたが、電気・ガス・水道などは通っている状態でした。
一週間に1日ぐらいに用心のため寝泊まりなどされていたようで、2階和室の天井から雨漏りがおこり、バケツを置いてしばらく様子をみられておりました。
築40年程の瓦屋根で、このまま放置していても「いつか大きなトラブルに繋がってしまう」と感じて、弊社にご相談下さりました。
実際に点検に伺ったところ棟近くの瓦が完全にズレてしまっており、そこから下地まで雨水が流れこんでしまったことで雨漏りしていました。
これから先のことを考えても、屋根は葺き替えてしまうのが良いとご提案し、ご予算や耐用年数などもお客様と打ち合わせしながら葺き替え工事にて施工させて頂く運びとなりました。

京都市山科区にて行った雨漏り修理・屋根修理のご紹介です。

施工前

こちらが施工前の様子です。
瓦をアップで確認すると、写真のように順に瓦がズレてしまっております。

劣化や地震などの影響などが考えられますが、横からみると全体的に歪んでしまっている状態です。
実際に隙間から雨水が入り込み、下地までもが痛んでしまっており、2階の和室ではバケツが必要なほど雨漏りされていました。
瓦屋根において瓦のズレは特に雨漏りになりやすく、ご依頼されるケースが多い症状です。
幸いにも、週に一回は用心のために利用されていたため発見できましたが、まったく点検していない空き家では、もっと酷い状態まで進行していたかもしれません。

お客様とも入念にどうするか相談させて頂き、ご了承のもと葺き替え工事を施工させて頂きました。

施工の様子

瓦の撤去

今回は葺き替え工事を行いますので、まずは既存の瓦を全て捲っていきます。

昔ながらの瓦屋根は土葺きの工法がとられてますので、瓦と一緒にこちらの土も撤去していきます。

全て撤去が完了した様子がこちらです。
バラ板と呼ばれる屋根下地の状態です。

下地調整

ここから新しい屋根の下地となりますので、まずは不陸の調整を行います。
築年数の長い瓦屋根では、瓦や土の重みでどうしても沈みが生まれてしまいます。
ほんの少しの沈みでもそのままにしておくと新しい屋根材を葺いた際に、見栄えが悪く、隙間が生まれる原因にも繋がります。
しっかりと勾配を測り、上から下地を組み直しました。

不陸調整を行った後、新しい野地板を張っていきます。

ルーフィング

次に新しいルーフィングを敷いていきます。
これにより雨漏りの心配も一切なくなり、安心できる屋根に生まれ変わります。

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屋根材葺き

新しい屋根材を葺いていきます。
今回の屋根材は大屋根に「コロニアルグラッサ」下屋根はガルバリウム鋼板の立平葺きにて施工いたしました。

棟部分には換気棟を取り付けます。
換気棟があることで、屋根裏にこもった熱や湿気を逃がすことができ、より下地の劣化も抑えることができる効果があります。

板金カバーを取り付け、葺き替え工事の完了です。

完工

これにて完工です。

担当者のコメント

この度は「大村ルーフ」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
ご実家の雨漏り修理に関して、遠方にお住まいの中で、工事状況を安心してお任せいただけたことを嬉しく思います。
毎日の進捗報告や写真もお送りでき、少しでもご安心いただけたなら幸いです。
雨漏りも無事止まり、安心できるご実家になりました。
また、何かお困りごとがございましたらお気軽にご相談下さい。